ポリマー加工はナシ : スペシャルポリッシュのみ
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ポリマー加工でご来店頂き愛車を拝見しました
新車時から約7年経過し、荒れた表面は
光沢とは程遠く、画用紙をなでるのと
あまり変わらず
もはや塗装とは言えない状態でした
通常、新車ですと光沢計で測定すると
90位の数値は出るはずですが
この車の塗装状態は見ての通りでした
このようなケースでもポリマーを塗れば
奇麗になる? いいえ、何ともなりません!
状態によってはもっと悲惨な結果になる場合も
あるのです
オリジナルの塗装を残す事にこだわり
研磨の技術だけで復元するか
高額な再塗装か
数種類のコンパウンドとバフの組み合わせで
取り掛かりましたが
最終的にもっとも難易度の高い 「研ぎ出し」
という方法でしか
塗装を復元することはできませんでした
結果は理屈抜きで一目瞭然です
下地の平滑性と光沢で
仕上がりと耐久性は決まってしまいます
ディーラー施工などでは
新車だからと満足な下地処理もせず
洗車→塗布→拭いただけ、で終了したり
さらに、ひどいケースでは
最後に水洗車だけで仕上げたりしているところも
多々あるのです
仕上がった愛車を見ただけでは工程の違いを
知り得ることは出来ません
数ヶ月して結果が現れ「しまったぁ!」と気付いたときは
あとの祭りなのです
下地を手抜きするのと「出来ない」は違いますが
経験不足、設備環境などいろいろな理由で
中途半端な仕事を価格の安さで誤魔化して
商売している所もあるのです
今回はあえて研磨作業終了後
そのままの状態の画像を掲載しました
”○○ポリマー”とか”○○○○シーラント”等は
魔法の液剤ではありません
このようにきっちりと磨いた塗装を
保護するための物なのです
塗り物に頼らず
磨きの基本をきっちりと習得し
本当にこだわりを持って施工している施工店も
数多くあるという事を知ってほしいと思っています
↑塗装のダメージはかなりのもので、光沢計で測定しても
悲惨な数値でしたが、入念な磨きによって
新車以上の輝きが蘇りました
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